2011年08月10日

ハンナの急性胃拡張・胃捻転

う〜ん、先週は記事がまとまらなくて、パスしてしまいました。
ごめんなすって。
で、ハンナの胃捻転の顛末についてはもうすでにチチのブログ
WANSUKEの寝姿日記(←クリッククリック!飛ぶんだからねっ)で7月26日
から逐一報告されていたので、そちらをご覧いただくとして、ここでは万が一に
備えて、みなさんに胃捻転ってどんなものなのかを知っていただこうと思います。


胃捻転って、大型犬・超大型犬がかかる病気で、中型犬がかかることはほと
んどないのだそうです。
なのでハンナを診た獣医さんも当初は「ガスによる胃拡張症」で捻転はして
いないだろうと考えていました。
胃捻転の場合、ゲェゲェ吐こうとしたり苦しんだり、もっと緊迫感のある状
態で担ぎ込まれるらしいのです。ハンナはそこまで苦しんでいなかったし・・・。

もっとも本犬的には、日頃から自分はボルゾイだと思ってるから、かかっても
おかしくないのかもしれませんがね。

退院当日のハンナ。お腹側は柄ではなくて、
毛を剃られて地肌が見えているのです。

退院直後.jpg
ハ)ヤッパリワラシハボルゾイダッタンラワ

実はセッターを飼っている知人にかつて、「ウエストがきゅーっと上がった
体型の犬は胃捻転になりやすいから、水を急にガブガブ飲んだりするような
ことは避けたほうがいい」とか、その方の家のセッターは実際に胃捻転になっ
たことがあって、「時間との競争だ」とか、その他にも、近所のセントバー
ナードが胃捻転で亡くなったりしていて、うっすらと胃捻転ってたいへん・・・
という知識はあったのでした。
が、まさかハンナが本当になるとは思っていなかったので、それ以上の詳し
い知識は得ていませんでした。得ていたら、今回もっと心臓バクバクだった
かも・・・。

原因は?というと「不明」とのこと。

ただ、胃捻転になった犬の胃の中を調べると、通常ゲップやおならとして出る
空気やガスがたまっているため、リスクを避けるという意味では、他の犬と
争って食事して、ガツガツと空気も一緒に飲み込んだりするような環境は避け
たほうがいいみたいです。

IMG_5436.JPG
ノリが邪魔することなくやっと2匹並んで食べられるようになりましたが、
今はまた離して食べさせてます。ちょっと寂しい・・・。


それと、恐がりだったり神経質だったりしてストレスを感じやすい犬っていう
のも胃の働きに影響があるのでリスクが高いそうです。
振り返ってみるとハンナさん、発症の2週間ほど前から下痢をしたり吐いたり、
胃の調子は悪かったですね。
食事の量を減らしたり、冷蔵庫から出したものは温めたり、それなりに気をつ
けてはいたのですが、「よく吐くなぁ・・・」なんて慣れっこになっちゃってたの
がいけませんでしたね。
ガスター10みたいなの飲ませてあげればよかった・・・。

しかぁ〜し!大型犬の場合、胃が不調じゃなくてもひょこっと立ち上がった瞬
間にねじれちゃったりすることもあるそうです。なので「原因は不明」なんで
すね。あぁ、怖い。

チチの緊急連絡で外出先からワタシが帰ったとき、ハンナは依然としてソファ
ーの上で顔はクッションに押し付けて背中を丸め、後ろ足は突っ張った、不自
然なプレイバウみたいなポーズのままでした。身動きがとれなくて困り顔のハ
ンナ。ハァハァしたり、痛そうに唸ったりはしていなかったと記憶しております。

母)腰かなぁ?

そのときはヘルニアか何かで下半身に異常があるのだと思っていました。

ところが、頭が低いのは苦しかろうと、少しずつ頭を持ち上げてクッションを
重ね、くの字にゆがめていた体を真っ直ぐにしてみると、なんと胴体がパンパ
ン!
知識がなかったため、それでもまだ胃捻転とは思い至らず、ただこんな短時間
に身体がここまで膨れるのは尋常ではないとの予感が。

チチのブログでハンナが「ワォン!」と鳴いたとあるのが捻転した瞬間だった
のかもしれません。そのときから徐々に、出口を失った胃の中の発酵したガス
で胃が膨らみ始めたのでしょう。
ガスがたまり始めると胃がどんどん膨らんで、他の臓器や血管を圧迫してしま
うため、一刻も早く処置をしないとショック状態になって死に至るのです。

苦しそうではあったものの、移動の車の中ではいつもの窓から顔を出して外を
眺めるハンナ。よってまだ命にかかわるとは思わなかったワタシら。ぞぞぉ〜っ。
病院に着いたのは異変に気がついてから約3時間後。今から思えば、本当に綱
渡りのようにして命を取りとめたのでした。

手術自体は、お腹を開ける→ねじれた胃をもとに戻す→胃の一部を身体の内側に
縫いつける(そうしないと確実に再発するとのこと)→お腹を閉じるという、そ
う難しいものではないとのことでしたが、胃がねじれている間に溜まっていた
毒素が一気に身体の中に放出されるので、その合併症が怖いのだそうです。
術後4日くらいは油断ならない状態と聞かされましたし、最初の晩はこのまま
息を引き取ってしまう可能性もありますと言われました。

4日後、無事ハンナは退院しましたが、3日半病室で点滴をして寝たきりだった
ため、びっくりするくらい後足の筋肉が落ちてしまっていて、立って歩くのも
危なっかしい状態に。

病室のハンナ
IMG_5634.JPG


寝床で伏せの姿勢になろうとしても後足がなかなか折り
たためなくてずっとぐるぐる回ったりしてました。
IMG_5644.JPG
ワンスケも過ごした窓辺に寝床を設置
水難救助犬(?)が添寝
ハンナが滑らないよう、通り道に敷物を増設しました


人間もそうですが、退院していいとなったらなるべく早く退院してリハビリし
ないとだめですね。年寄りはなおのことです。
それと、病気や手術のショックからか、頻尿にもなっていました。腎臓にスト
レスがかかったのでしょう。今はもう収まりましたが、部屋のあっちこっちで
気ままに大きな水溜りを作っていたので後始末が忙しかったです。

さて、おととい無事に抜糸をしてもらい、診察台の上で

ハ)イヤァ〜ッ!降リタイィ〜ッ!

と抵抗を示したハンナを見て、

K)これが本来のハンナちゃんなんですね(笑)

と嬉しそうだった加藤先生(仮名)。本当にありがとうございました。
深夜までかかった手術の翌日、寝不足からか、真っ青な顔で勤務にあたってい
たあなたに、

父)Tired 加藤顔(イヒヒ)

などとあだ名をつけていた不謹慎な父母をどうかお許しください。

IMG_5657.JPG
つり橋を鼻歌交じりに渡れるくらい回復しました〜
IMG_5653.JPG
母)ねぇハンナ、ボルゾイだけじゃなくて、バセットハウンドも
  胃捻転になりやすいんだってよ

ハ)♪〜♪〜聞コエナイッタラ聞コエナイ〜♪

そういえば、今回お世話になった病院にはレオンベルガーがいました!
しかも2頭(夫婦)も!
状況が状況だったのでなでさせてもらうゆとりがありませんでしたが、
でっかくて魅力的だったなぁ〜揺れるハート






ニックネーム ワハ母 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ワンスケ★ハンナ★ノリスケ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハンナさん無事戻ってきて、良かった、良かった。しかし犬って生き物は、すごいよね、お腹切った1週間後にもうふつうに歩いてるんだから(-。-) ぼそっ

大きな病気しても、生き残ればそれでよし。姫と一緒に長生きしようねぇ〜
Posted by 犬やかん at 2011年08月10日 23:41
ハンナちゃん、お帰りなさいまし。
まだまだ暑いからゆっくり養生してください。
チチハハもカラダに気をつけてね。

PS クリックしたら、ちゃんと飛んだよー。
Posted by しおのすけ at 2011年08月11日 23:39
ハンナちゃん、大変だったのね。
早く元気になってね。

「胃捻転」と言えば映画にもなった「マーリー」がそうでしたね。
食いしん坊の大型犬がなる病気だと思ってました。
Posted by はなさく at 2011年08月12日 01:48
ハンナさん、お帰りなさい。
ほんとに強運のわんこさんだね!
あやかりたいですぞ。皆んな暑いからお大事に〜〜!
涼しくなったら遊ぼうねえ!
Posted by みっちゃん at 2011年08月12日 10:31
>みなさまへ

あたたかいコメントありがとうございます。
みなさんの「おかえりなさい」の言葉に、しみじみ、無事に帰れてよかったぁ〜と、感じます。
そして、こんなドラマがあったからには当分元気で
長生きしてもらわなくちゃ!と、そんな風にも。

夏を乗り切って犬まみれ隊のみなさんに会えるよう、
がんばります!(ノリスケが。)
Posted by ワハ母 at 2011年08月12日 17:45
こんにちは。バセットと胃捻転で調べて貴ブログをみつけました。うちの11歳の老バセットが昨年より数回の胃捻転(胃拡張)おこしています。今日も胃カメラでした。食事は流動食で分割してあげてても、また起こしてしまって。。。おなかがすいているのに食べれないのをみると、私が悲しくて。ハンナちゃん(天使になられているのかと思いますが)は術後の食事などはどうされたのでしょう?
Posted by 杉本貴昭 at 2017年01月13日 20:44
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